
水冷服とクールリング、どちらが良い?
夏の暑さ対策アイテムとして注目されている水冷服とクールリング。どちらも体を冷やして熱中症対策に役立ちますが、仕組みや効果、使い勝手は大きく異なります。ここでは両者を徹底比較し、それぞれの特徴や適したシーンを分かりやすく解説します。
水冷服の特徴

圧倒的な冷たさ
水冷服はタンクに入れた氷水をチューブで循環させ、体幹を直接冷やす仕組みです。クールリングと比べて格段に冷たさを感じられるのが最大のメリット。炎天下での作業やスポーツ観戦、工事現場など、過酷な環境でもしっかり体温を下げることができます。
持続時間は2時間程度
氷が溶けるまでは安定した冷却性能を維持できますが、持続時間はおよそ2時間が限界です。長時間の使用には氷の補充が必要となり、こまめな準備が求められます。
重量と取り扱いの難しさ
氷と水を入れるため重量が約1kg前後になり、チューブ部分には結露が発生して服が濡れることもあります。そのため、快適さよりも「強力な冷却」を優先する場面に適しています。
クールリングの特徴

冷却力は弱め
クールリングはPCM素材を使用し、首元をひんやりと冷やすアイテムです。ただし、体全体を冷やすほどの強力さはなく、水冷服に比べると冷却力はかなり弱いです。多くのクールリングは「28度」で凍結するため、凍結した状態のクールリングは28度程度です。体温と比べると低いのでその分、冷たさは感じられますが0度で凍結する水を使用した水冷服と比較すると温度の面でも大きくちがいます。
持続時間は20~30分
冷却が持続するのはせいぜい20〜30分程度。長時間の猛暑対策には不向きですが、短時間の外出や作業であれば十分に役立ちます。
手軽さが魅力
水や氷の補充は不要で、冷蔵庫や冷凍庫で冷やす必要すら無く、28度凍結タイプならエアコンが効いた室内に放置しておくだけで繰り返し使用できます。ちょっとした外出や庭の水やり、買い物といった日常の短時間利用には非常に便利です。重量も軽く、首にかけるだけで使えるため携帯性にも優れています。
水冷服とクールリングの比較表
比較ポイント | 水冷服 | クールリング |
---|---|---|
冷却性能 | ◎ 氷水で体幹を直接冷却、圧倒的に涼しい | △ 首元のみ。ひんやり感は弱い |
持続時間 | △ 約2時間(氷の補充必須) | × 20〜30分程度 |
使いやすさ | △ 氷の準備が必要。重量もある | ◎ 軽量で首にかけるだけ |
適したシーン | ◎ 屋外作業、イベント観戦、猛暑下の長時間活動 | ◎ 短時間の外出、買い物、庭の水やり |
結論:強力冷却なら水冷服、手軽さならクールリング
「とにかく涼しさを優先したい」場合は水冷服が最適です。冷却力は格段に高く、炎天下でも体温上昇を抑えられます。
一方、「短時間だけ涼しく過ごしたい」「軽くて手軽に使いたい」という用途ならクールリングの方が便利です。水冷服のような準備は不要で、誰でもすぐに使えます。
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