28度で凍結するクールリング(アイスリング)は28度以下の環境でも使うことができ、効果はあるのか。実際に室温26度の室内で使ってみた感想をまとめます。
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室内26度の部屋で使ってみた感想
ちゃんと涼しい
最も肝心な「涼しくなるのか」という点ですが、ちゃんと涼しくなりました。
室温26度で少し暑く、とはいえエアコンを使うほどではない微妙な暑さを感じましたが、クールリングを使うことで首元が冷え、快適に過ごすことが出来ました。
1~2時間持続すると謳われているクールリングを購入し使用していますが、2時間どころか4時間以上経っても完全には溶け切っておらず、涼しさが持続しました(溶けてくると涼しさ感は落ちていく)
中のPCMは少しずつ溶けていく
28度で凍結するクールリングを26度の室温で使用するとどうなるのか、溶けないのではと予想していましたが2時間程度で全体がシャーベット状になり4時間程度で中のPCMの大部分が液体になりました。上の写真は約4時間、26度の室内で使用してほぼ溶けたクールリングです。
体温によって少しずつ溶けていくようです。言い換えるとクールリングが体温を奪ったということになります。
そのまま室温で再凍結した
ほぼ完全に中のPCMが溶けて液体になった状態でクールリングを26度の部屋に放置した結果、ほぼ一晩で完全に凍結しました。
経過時間 | 26度の室内に 放置した結果 |
---|---|
4時間 | 70%凍結 やや柔らかさが残る |
6時間 | 80%凍結 |
14時間 | 100%凍結 カチカチ |
4時間程度で全体が固めのシャーベット状に凍結し、6時間で若干柔らかさが残るもののほぼ凍結、翌朝時点で完全にカチカチに凍結していました。
翌朝時点でも室温は26度、明け方にもしかしたら1~2度下がる場面があったかもしれませんが、室温でも完全凍結したので驚きました。机の上に置いておいただけです。
4時間使用後、約4時間室温で放置して凍結したクールリングです。見た目は凍っているように見えますが、触ってみると若干の柔らかさが残っており完全には凍結していませんでしたが、8割方凍結していました。
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