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【実使用レポート】クールリング(ネッククーラー)は本当に涼しくなる?冷たさと効果について

クールリング(アイスリング)は本当に涼しくなるのか、実際に使用している私が感想を交えながら解説します。

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クールリングを使ってみた感想

キンキンではないが冷たくて気持ちいい

クールリングは約28度という温度なので、キンキンに冷えるわけではありません。水道水の温度(8月の東京で約26度)よりも更に高いです。

ですが実際に装着してみると、水道水で濡らしたばかりの濡れタオルを首に巻いたくらいの冷たさを感じることができます。その冷たさがしばらく(溶け切るまで)続くイメージです。

真夏にクールリングだけでエアコン無しで快適に過ごせるかと言われると、さすがにそれは難しいと思いますが例えば最高気温26度でエアコンをつけるほどではないものの少し暑さを感じる室内で使ってみても、快適に過ごすことが出来て良いです。炎天下の屋外仕事も「少し」快適になります。

約28度でも冷たく感じる理由は?

↓溶けた状態のクールリング

アイスリングの中に入っているPCMは約28度を下回ると凍結、上回ると溶け始める性質を持っています(製品によっては18度という製品もある)

なぜ28度という、涼しくなさそうな温度でも冷たく感じるのかというと、28度という温度でも人の体温と比べて約8度低いため、28度のものを肌に触れさせておくと熱が奪われるためです。

例えば、常温の鉄板やガラス窓に触れると冷たく感じると思いますが、これと同じ原理です。

分かりやすいエピソードとして、室温26度の部屋にクールリングを置いておくと長い時間は掛かるものの凍結します。ですがその室温の部屋で装着すると、アイスリングは少しずつ溶けていきます。これは肌の温度をアイスリングが奪っている何よりの証拠といえるでしょう。外して机の上に置いておくと、翌朝には凍っているのでとても面白いです。

もっと冷やしたいなら「着るクーラー」がおすすめ

クールリングよりも更に強力な冷たさを、より長い時間必要としている方には「着るクーラー」をおすすめします。

着るクーラーは充電式の電子デバイスで、電気のチカラで約20度程度まで冷たくなるプレートを直接肌に触れさせることで涼しさを感じられるものです。ソニーのレオンポケット4の場合、内蔵バッテリーで最大9時間の冷却が可能です。

私も実際にレオンポケット2を使用していますが、クールリングよりもより冷却感は強く、涼しく感じられます。クールリングとの併用もおすすめです。機種によっては装着の仕方の問題で併用できない場合もありますが、レオンポケットであればクールリングとの併用が可能です。

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