広告

クールリング(ネッククーラー)のメリット・デメリット | 使ってみた感想

クールリング(ネッククーラー)を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをまとめます。

関連記事:クールリングの比較

クールリング(ネッククーラー)のメリット

涼しくなる

涼しくなります。ちゃんと涼しくなります。

今ちょうどこの記事を書いている間も、室温26度の少し暑く感じる部屋でクールリングを装着してパソコンの前に座っていますが、クールリングを使うことで首元が「ひんやり」して快適です。ちゃんと涼しく感じ、快適に過ごすことが出来ています。

クールリングで使われているPCMは28度で溶ける性質のため、長時間28度前後の温度を保つことができます。28度で冷たさを感じられるのか、と疑問に思う人も多いと思いますが体温より8度前後低いので、体温が奪われることで冷たさを感じることが出来ます。ちなみに、競技用の温水プールと同程度かやや低い温度です。温水プールに入るとひんやりとした感覚があると思いますが、特に真夏の暑い気温下ではかなりひんやりと感じることができます。

冷たすぎない

クールリングの温度は約28度(製品によっては18度)と、氷や一般的な保冷剤とくらべて高温です。

冒頭でも紹介したとおり、この温度でも体温とくらべて約8度前後低いため、体温を奪われることで涼しさを感じることが出来ますが、かといってキンキンに冷えた保冷剤や氷よりも温度はだいぶ高いので刺激のある冷たさは無く快適に長い時間使うことが出来ます

繰り返し使える

クールリングは繰り返し使うことが出来ます。アイスノン(ヒヤロン)のような使い捨ての商品ではないので、経済的です。

私は1000円程度で購入したアイスリングを愛用していますが、表面はポリウレタン製でやわらかいです(中のPCMが凍結すると固くなる) 何年も毎日使い続けられるような耐久性は無さそうだと感じるところではありますが、少なくとも1シーズン(6~10月)は毎日使っても大丈夫そうなクオリティではあります。

上の写真は中が溶けた状態のクールリングです。凍っている時は全体が白くなっていましたが、溶けると透明になります。

電気不要 充電も必要ない

アイスリングは電気を必要としません。バッテリー式でもないので充電の必要もありません。

冷凍庫や冷蔵庫、もしくは流水に浸けることで凍結し、1~2時間冷却効果が持続します。散歩やガーデニングなどの屋外活動にも使うことができ、使用場所を選びません。

結露しづらい

クールリングは一般的な保冷剤(ケーキを買ったら付いてくるようなもの)と違って、結露しづらいという利点があります。

なぜ結露しづらいのかというと、温度が28度(製品によっては18度)と一般的な保冷剤とくらべて温度が高いからです。キンキンに冷えた水をいれたコップよりも、水道水をいれたコップの方が結露しづらいと言えばイメージしやすいと思います。ちなみに、東京都で8月に蛇口から出てくる水道水が26度くらいです(東京都水道局計測結果)

意外とズレない

適度なホールド感があり、ウォーキング程度の強度の運動でも問題ありません。ズレは感じないのでストレスがありません。ランニングにも使えます。着るクーラー(レオンポケット2)でもウォーキング程度は何も問題は無いですが、ランニングにはやや厳しい感じだったのでランニングをする方には着るクーラーよりもクールリングをおすすめします。

手が塞がらない点もメリットと言えると思います。

関連記事:クールリングの比較

クールリング(ネッククーラー)のデメリット

目立つ

直径1.5~2cm、長さ25~30cmのチューブを首の周りに巻くことになります。襟付きのシャツの下に隠そうとしても隠れません。装着していることが他の人に見えてしまうことは避けられないです。

若干首が絞まる感覚がある

U字型の形状で、ランニング中に着けても落ちない程度のホールド感があり日常生活の中で使用しても落ちてしまったり、ズレてしまうことはあまり無いです。一方、首元が少し絞まるような感覚があるため、そういった締めつけ感が苦手な方には苦痛に感じられるかもしれません。

私は息が苦しくなるほどの苦しさは感じませんし、連続で2時間装着し続けても疲労感はほぼ無く、冷たさを感じられて快適になるメリットの方が上回っていると感じますが、体型や締めつけ感への耐性によってはストレスを感じる場合もあると思います。

重量は約100gと、半袖のTシャツより軽いので気にならないと思います。

持続時間は最大2時間程度と限られている

28度タイプのクールリングの場合、持続時間は1~2時間とされています。

室温26度の室内で使用した限りでは、4時間以上使っても完全には溶けず若干の冷たさを感じることが出来ますが、気温40度の炎天下では2時間持たないでしょう。また、18度タイプのクールリングは更に持続時間が短く、1時間以下とされています。

冷凍庫で15~30分で凍結するので、2個用意しておけば交代で使うことが出来ますが1個で丸一日もつのは難しいです。

着るクーラーは例えばソニーのレオンポケット4は4~9時間稼働できるので、丸一日使いたい方にはこちらがおすすめです。

キンキンに冷えるわけではない

28度という温度なので、キンキンに冷えるわけではありません。じんわりとした冷たさ、例えていうならケーキなどに付いてくる保冷剤に薄手のガーゼなどを巻いたような冷たさです。

18度タイプのクールリングであれば、しっかりと冷えますが持続時間が短いというデメリットがあります。

ちなみに、着るクーラーは冷却プレートが約21度程度まで冷えるので、クールリングより強い冷たさを長時間感じることが出来ます。

関連記事:クールリングの比較