広告

ソニー・レオンポケット5のメリット・デメリット | 4までとの違いも比較!

レオンポケットシリーズの2024年モデル、レオンポケット5のメリット・デメリットを前モデルである「レオンポケット4」を夏・冬2シーズン使い倒した私が解説します。

関連記事:着るクーラーの一覧比較表

レオンポケット5の特徴

レオンポケット5の特徴を、前モデルや他のネッククーラー(着るクーラー)と比較しながら解説します。

駆動時間が最大1.8倍に

レオンポケット5はレオンポケット4(2023年モデル)と比較して、駆動時間が最大1.8倍に向上しています。駆動時間のスペック値は以下のとおり。

冷却加温
レベル117時間8時間
レベル212時間6時間
レベル310時間5時間
レベル47.5時間4時間
レベル54時間

前モデルのレオンポケット4では冷却:レベル4で4時間でした。実際に最高気温36度の炎天下の公園でレベル4で使ったところ、3~3時間半は使えるのでレオンポケット5がカタログスペックで7.5時間であれば炎天下で6時間前後は使えるのではないでしょうか。炎天下に6時間、というのは人間にとってなかなか過酷な環境なので、実使用でほぼ丸一日使えるスペックになったと言えます。

吸熱性能が最大1.5倍に

前モデルのレオンポケット4と比較して、吸熱性能が約1.5倍と大きく向上しています。

前モデルのレオンポケット4でも、レベル4で使うと効果を感じられる冷たさを感じることが出来ますが、更にそこから1.5倍に向上しているので、より強力な冷却感を体感できるでしょう。

加温については前モデルの「レベル2」くらいでも、冬季のウォーキングで少し汗ばむくらいには温かいです(真冬の東京で使用)

デザイン面での変更点も

デザインがより近未来的になりました。

動作音を5分の1に低減

ネッククーラー(着るクーラー)は冷却運転時に常時、本体の排熱用のファンが動作します。レオンポケットシリーズは2・4と実機を使用していますが、いずれも屋外の使用であればファンの音が気になることは無い程度の動作音でしたが、レオンポケット5は4と比較して動作音を最大5分の1に低減したとされています。レオンポケット4でも屋内のオフィスなどで使用してもギリギリ気にならないかな、という程度の音でしたがレオンポケット5であれば屋内での使用にも適しているでしょう。

価格は値上がり

モデルチェンジごとに性能が大幅に向上しているので仕方ない面はありますが、前モデルから更に値上がりしています。前モデルはネックバンド付きで2万円未満で購入できましたが、レオンポケット5は2万円を超えてきました。

9g重くなった

レオンポケット4と比較して、レオンポケット5は9g重くなり153gとなっています。重量増はわずか9gですから、引き続き屋外で長時間使用しても気になるほどではないでしょう。

総評

私は前モデルであるレオンポケット4そして2を所有し使ってきましたが、モデルチェンジする度に大幅な改善が見られるのがレオンポケットです。レオンポケット4でも既に実用に耐えうる(半日)と感じていますが、更にそこからパワーアップしたレオンポケット5は「買い」だと思います。