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サンコーネッククーラーSLIM実機レビュー | レオンポケットと比較して

サンコーのネッククーラーSLIMを購入したので、ソニーのレオンポケットと比較しながらメリット・デメリットを紹介します。

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サンコー ネッククーラーSLIMとは

ヘッドホンのような形状

ヘッドホンのような形状の着るクーラーです。ヘッドホンと同じように伸び縮みするので、首にヘッドホンを当てているような形で装着します。

左右に2枚の金属プレートが付いており、そのプレートを首に当てることで冷たさを感じることができます。

襟の付いた服を着ても服に隠れにくい形状なので、放熱性の点でメリットがあると感じました。人からよく見えてしまう反面、放熱性は高く長時間安定した稼働が可能です。

上の写真の左側は伸びた状態、右側が縮んだ状態です。

涼しさは?

肝心の涼しさですが、金属プレートが2枚と一般的な着るクーラーの2倍近い冷却面積があるため期待していましたが、実際に着けてみるとレオンポケットの方が涼しいかなというのが正直な感想です。

パッケージには「外気温から-17℃」とあり、外気温を30℃とした場合との注釈があるので23度まで冷えるようです。これはレオンポケットシリーズの「約21度」とくらべても2度高い温度なので、肌に触れた瞬間の冷たさはやや感じにくいです。

装着してみると、最初はあまりというかほぼ冷たさを感じられなかったため困惑しましたが、位置を調節したところ冷たさを感じることが出来ました。若干、コツが必要です。

冷たさとしては、やはりレオンポケットと比べて劣るものの、クールリング(28度タイプ)と同等かそれ以上には冷めたさを感じることが出来ました。暑い時期の屋外活動がやや快適になると思いますが、レオンポケットシリーズと比較すると値段相応な部分はありますが、冷えることには冷えます。

バッテリーが持続する限り安定した冷却が可能な点はネッククーラーSLIMを含め着るクーラーの利点と言えますが、涼しさが同程度なのであればクールリングでよいのではないか、という気もしなくはないです。

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蓋を外すと立派なヒートシンクが見えました。定期的に掃除する必要があるようです。

持続時間は?

付属のバッテリーで弱:2時間、強:1時間となっています。外部バッテリーからの給電も可能で、バッテリー(取り外しが可能)に付いている端子にUSBを差し込んで給電します。

専用バッテリーの充電時間は4時間と、他の着るクーラーと比べてやや長いです。長時間使う場合はバッテリーを買い足すのが良いと思います。取り外し式のメリットです。

モードは弱、強と「ゆらぎ」の3つです。冷却のみで加温はできません。

装着感は?

首を挟み込む形で装着するため、息が苦しくなりそうな形状ですが長時間着けても苦しさは気になりませんでした。また、装着したまま歩いてもズレてしまうことは無く、絶妙なチカラで首にくっついてくれます。また、上を向いたり首を左右に振ってもズレは気になりません。

一方、他の着るクーラーと同様にランニングなど一定以上の強度の運動には向かないと感じました。走るとズレやすいです。

レオンポケットと比べて約2倍、220gという重量ですが着けてみると意外とこの点も気にならないです。

音がやや大きい

気になる点としては、冷却ファンの音が大きい点です。他の着るクーラーでも、例えばレオンポケット4はファンの音がやや大きいですがサンコーのネッククーラーは更にもう一回り音が大きいです。屋外で使う分にはサンコーを含め、どの着るクーラーでもそれほど音は気にならないと思いますが、静かな室内でサンコーのネッククーラーSLIMを使うと「けっこう」気になると思います。

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まとめ

価格が安いので、「着るクーラー」をちょっと試してみたい、どんなものか体験してみたいという人におすすめのエントリーモデルです。車に例えるなら、ワゴンRかパッソのようなイメージです。効果はやや薄いものの、着るクーラーの効果を実感することは出来ます。

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