リズム時計のハンディファン9zf036の実機レビュー | 静音性・バッテリー持ちなど

リズム時計のハンディファン、9zf036を購入したので実機レビューをお届けします。静音性やバッテリー持ちなど細かくテストしました。

9zf036の実機レビュー

9zf036はリズム時計の製品です。リズム時計は目覚まし時計などを製造している時計メーカーで、シチズン時計の子会社です。

ハンディファンは様々なメーカーから製品が発売されています。ですがハンディファンに内蔵されているリチウム電池は発火・爆発することもあり、製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。

その点、リズム時計は信頼できる日本のメーカーなので爆発などのリスクは低いと言えるでしょう。あまりに値段が安い製品や、聞いたこともないようなブランドの製品は特に注意が必要です。

風量は4段階で調節できます。

最も小さい風量でも、パソコンデスクの上に置いて使っても顔に適度な風が当たります。最大風量では室内で2m近く離れても、なんとなく風を感じることが出来ます。5畳の部屋の片隅に置くと、なんとなく室内の空気が撹拌されているような感じがあります。

私は室内でパソコン作業をする時に使っていますが、最も弱い風量で1mくらい離れた台の上に置いています。風が当たる範囲はあまり広くありませんが、胸より上～頭に心地よい風が当たるので気に入っています。据え置きの扇風機よりも、良い意味で風量が弱いので「ちょうど良い」です。

例えば会社のオフィスの自席に置いて使う場合は、最も小さい風量で使うとちょうど良いと思います。風が当たる範囲が広く無いので、隣席の人には風が当たらないと思います。

最も弱い風量であれば、かなり静かです。窓を開けた室内で1m離れた場所に置いて使うと、ファンの音はほぼ聞こえないです。

最も強い風量にすると、けっこうな音が聞こえます。家庭用の据え置き型の扇風機と大差無いです。ですがこの風量で使うシチュエーションは恐らく屋外だと思うので、他の環境音に紛れるのではないでしょうか。室内で使うには最大風量では強すぎます。

動作音は風切り音が主で、嫌な高音やモータ音などは気になりません。ファンの直径が小さいハンディファンでは、若干嫌な高音が混ざる機種がありますが、この機種はハンディファンとしては大きめなので嫌な高音は無いです。

ヘッド部分は回転しないものの、約100度動くので角度調整がしやすいです。直角以上に曲がるので、例えば顔くらいの高さの台の上に置いて、少し下を向けて顔を避けて風を当てることも可能です。

底面にはゴム脚も付いているので、机の上に置いても安定していますし、共振して嫌な音が出てしまうことも無く使うことが出来ます。

USBケーブルと首掛け用のストラップが付いています。USBケーブルはAndroidスマホの充電と同じ、USB-TypeCです。Androidスマホをお使いの方はスマホの充電セットをそのまま使えます。充電器は付いていないので注意してください（ケーブルのみ同梱）

ストラップは灰色で、反射材のような加工がされているので夜間のウォーキングなどには良いと思います。長さもおヘソの辺りに本体が来るので、かなりロングヘアでなければ髪の毛が巻き込まれる心配も少ないと思います。

162cm女性の着用イメージ

フル充電からバッテリーが切れるまでに、最も弱いモードで11時間23分掛かりました。3回ほどオン・オフの動作を行ったので、連続稼働であればもう少し伸び、また更にオン・オフを繰り返すと短くなるはずです。

カタログスペックと実測値は以下のとおりです。

いずれもカタログ値以上の時間、稼働することが出来ました。