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着るクーラーの寿命は?バッテリーの劣化に要注意!

着るクーラーはどれくらい使えるのか。寿命について解説します。

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着るクーラーの「寿命」はバッテリーが肝心

着るクーラーを使い続けていく上で最も肝心なのがバッテリーです。バッテリーの寿命について解説します。

電池のサイクル寿命は約500回~

着るクーラーが内蔵しているリチウムイオン電池のサイクル寿命は500回~とされています。

サイクル寿命とは、充電を繰り返し行える回数のことです。0→100%に充電すると1回、50→100%にすると0.5回というカウントをします。残量半分から2回フル充電すると「1回」とカウントされます。

リチウムイオン電池はスマートフォンやタブレットにも搭載されていますが、約2年程度で電池持ちが悪くなってくる経験を多くの方がされていると思います。リチウムイオン電池は充放電を繰り返していくと容量が減っていき、約500回充電すると残量が新品時の80%以下になります。着るクーラーについてもスマホなどと同様に、充放電を繰り返していくことで電池が弱り、「寿命」を迎えることになります。

具体的に何年使えるの?

電池持ちという観点から見ると、着るクーラーはスマートフォンよりも使用頻度は少なくなるはずなので、スマホよりも寿命は長いと言えます。

例えば夏の間(年3ヶ月)だけ、毎日電池が無くなるまで着るクーラーを使用し充電することを繰り返した場合、充電回数は6年目に「500回」を迎えることになります。したがって、着るクーラーの寿命は最長で5~6年と考えておくべきでしょう。

夏だけでなく冬も使う、あるいは夏のみの使用でも毎日2回フル充電にするといった使い方をする場合は3年前後でバッテリーが弱ります。

電池は交換できないのか?

電池が弱るなら電池を交換すればいい、と考える人もいると思います。

ですがバッテリーを内蔵している着るクーラーの場合、多くは内蔵バッテリーを交換することが出来ません。ソニーの公式サイトにも、レオンポケットの内蔵バッテリーは「交換できません」と記載されています。

一部の機種はバッテリーが取り外し式になっており、そのような機種ではバッテリーを交換することでより長い期間使える可能性はあります。また、多くの着るクーラーは内蔵バッテリーだけでなく外部バッテリー(モバイルバッテリー)から給電しながら使うことも出来るので、内蔵バッテリーが弱ってもそのような使い方で対応することも可能です。

電池持ちが良い機種は電池のヘタリも少ない

電池のヘタリは充電回数に左右されます。電池持ちが良い機種は充電回数が少なくなるため、そのぶん電池のヘタリも少なくなります。結果として長く使えることになります。

着るクーラーを購入する際は使用時間に対して余裕のある持続時間の機種を選ぶことをおすすめします。

ハード面を考えても3年前後が寿命の目安

着るクーラーは肌に直接触れるデバイスです。そのため、汗の影響を受けやすいです。多くの製品は防滴仕様ですが、とはいえ汗で湿った環境は電子機器にとってハードな環境と言えます。したがって、スマートフォンと比べて大幅に長く使うことは難しいと考えるべきです。その点をふまえると、夏もしくは冬だけ使う場合でも長くて5年、夏冬毎日使う場合は3年程度というイメージを持つとよいと思います。

着るクーラーはまだまだ発展途上のジャンルなので、一昔前のスマートフォンのように後からどんどん高性能な製品が登場している段階です。3年程度使ったら、3年後の最新機種に乗り換えるというのがおすすめです。

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