着るクーラーはどのような利用シーンで役に立つのか、実機を使っている私がおすすめの利用シーンを紹介します。
着るクーラーのおすすめの利用シーン
室内で
着るクーラーは屋内でも役に立ちます。
さすがに真夏や真冬にエアコン無しでも大丈夫、という程の能力は無いものの、例えばエアコンの設定温度を1~2度緩めて着るクーラーと併用すると快適に過ごすことが出来ますし、あるいはエアコンを使うか悩む時期に着るクーラーを使うことでエアコン無しでも快適に過ごすことが出来ます。私は実際、自宅でテレワークをする際に着るクーラーを使用しており、着るクーラーのおかげで快適に過ごすことが出来ています。
1回フル充電の電気代は実測でわずか0.13円(レオンポケット2、電気代を27円/kWhとした場合)で最長4時間程度使えるので、エアコンを使うよりも断然、電気代も安く済みます。エアコンの電気代は一般的に1時間あたり数円~数十円とされており、着るクーラーの電気代は「100分の1」です。
屋外作業に(ウォーキング、ゴルフ、園芸など)
バッテリーを内蔵、あるいはモバイルバッテリーから給電して使うことが出来るため、屋外でも場所を選ばず使うことが出来ます。
私は主にウォーキングをする際に使用していますが、少し肌寒い時期でも着るクーラーを使うことで体が温まるのが早く、また少し汗ばむほど効果を感じます(桜が満開の時期)
週に1回、2時間前後歩くことがありますが家を出る前にネックバンドで装着しても帰宅するまでの間、位置を調節し直す必要もほぼ無く、安定的に使うことが出来ます。締め付けも少なく、本体もわずが約90gと軽量(半袖のTシャツより軽い)ので、締めつけ感や重量感の面でも負担は小さいです。
一方、ランニングをすると両足が地面から浮いた状態から地面に着地するまでの一瞬の間に、着るクーラーの冷却・加温プレートが肌から一瞬浮いてしまうため、十分な効果を得ることが出来ないと感じます。ランニング向きではないと言えます。
ウォーキングや園芸や農作業、交通誘導など様々な屋外作業で役に立ちます。走る動作やカラダを素早く動かす動作が入らなければ、着るクーラーはおすすめです。ゴルフなどにも良いでしょう。
体を激しく動かさなければどこでも使える
着るクーラーはランニングのように体を激しく動かさなければ、どこでも使うことが出来ます。屋外ではもちろん、屋内でもエアコンなどの冷暖房機器の補助として役に立ちます。
反面、ランニングなど体を激しく動かす場面では、冷却・加温プレートが肌から離れてしまうことで十分な効果を得られない場合がありますし、またネックバンドによる固定がズレてしまう場合があります。ランニングや、定位置での交通誘導、園芸やゴルフには問題無いです。