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着るクーラーはどうやって使う?具体的な使い方を解説!

着るクーラーはどのようにして使うのか、実際の使用シーンを写真で交えながら解説します。

着るクーラーの使い方

アルミのプレートが発熱・冷却する

着るクーラーは本体のアルミ部分が冷却・発熱します。冷却時は温度が約21度(ソニーのレオンポケットの場合)まで下がるので、この部分を直接肌に当てることで温度を感じることが出来ます。

「冷感素材」のように熱を奪うのではなく、アルミプレート部分が物理的に冷却・発熱するためバッテリーが続く限りは温度コントロールが安定して継続します。

ちなみに、冷却時に21度と聞くと体が冷えないのではないかと感じるかもしれませんが、触れてみると体感ではケーキなどに付いてくる保冷剤くらいには冷たく感じますし、発熱時は使い捨てカイロに近い温度を感じることが出来ます。なお、文部科学省の基準では学校の水泳の授業の実施は「水温23度以上」なので、21度はかなり寒いプールくらいの温度です。

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ネックバンドで首元に固定する

ソニーのレオンポケットの場合、このようなネックバンドに本体を取り付け、首の後ろの辺りに発熱・冷却プレートを当てて使います。

装着感は意外と悪くなく、パソコン仕事をする際に一日中装着していてもズレはほぼ無いです。ウォーキング程度の運動でもズレずに使うことが出来ます。レオンポケットの重さは本体が約100gと、Tシャツ1枚(約200g)よりも軽いので負担感は皆無です。

ワイシャツのボタンを2つ開けると上の写真のようにネックバンド部分が見えてしまいますが、ちょうど襟の下の辺りをバンド部分が通る形状になっているのでボタン1つ開けても他人からはほぼ見えません(上から見られると見える場合がある)

また、本体は薄い(レオンポケットの場合、約2cm)なのでTシャツのような薄手の生地1枚ではやや目立ちますが、ワイシャツ1枚くらいの厚さの生地であれば目立ちませんし着心地への影響も小さいです。以下の写真は、ワイシャツを着た女性がレオンポケットを首後ろに装着しているようすですが、どこにあるか分かりづらいと思います。

なお、女性用の一般的なブラジャーにも干渉しないので女性でも問題なく使用できます。スポーツブラで、背中でストラップがクロスするタイプのものだと干渉する場合があります。

ネックバンドではなく、チョッキのような専用の服に取り付けるタイプのものも今後登場します。

アルミプレート部分を体に当てる

本体は約100g(レオンポケットの場合)、キャラメルの箱くらいの大きさなので手に持って冷やしたい・温めたい箇所に当てることも出来ます。首元や額など好きな部位に直接当てることが可能です。