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着るクーラーは濡れても大丈夫?防水性・汗対策は大丈夫か

着るクーラーは濡れても大丈夫なのか、また汗の影響で故障しないのか。実機のスペックを交えて解説します。

着るクーラーの防水性

着るクーラーは耐汗・防滴仕様になっている

まず前提として、多くの着るクーラーは耐汗仕様になっています。

ソニーのREON POKETシリーズ(2~3)の場合、冷温部と内部部品が「防滴シーリング」加工が施されていることがカタログに記載されています。

防滴とは、一般的には「水滴が入るのを防ぐ」仕様のことで、水の中に浸ける想定ではないものの汗程度の水分、あるいは小雨で少し服が濡れてしまう程度の雨に耐えられる、というものです。

なお、REON POCKET1(RNP-1など)は防滴仕様でもないため注意が必要です(1も「肌に触れる部分」は防水シーリング)

防水ではない。水洗いも不可

レオンポケットシリーズの場合、防水ではないため取扱説明書などにも「水洗い不可」との記載があります。水に浸ける想定の製品ではないため、その点は注意が必要と言えます。

汗をかくケースでも、激しい運動をして服がびしょびしょになるほど発汗するようなケースでは本体が継続的に濡れた状態となるため、「防滴」の範疇を超える恐れがあるでしょう。メーカーの製品紹介ページにもゴルフやウォーキングなどの「軽度の運動に」との記述もあり、汗を大量にかくハードな運動には(少なくともレオンポケットシリーズ1~3は)適していないと言えます。

充電端子部分の濡れに注意

レオンポケットシリーズ(1~3)の場合、充電用のUSB単位にキャップがありません。最近の防水スマホと同じ仕様です。

スマホでも同様に注意が必要ですが、汗などで端子が濡れたままの状態で充電すると故障の原因となる場合があります。汗や雨などで濡れてしまった際は注意が必要です。

汚れた時の対処方法は?

防水ではなく水洗いが出来ないとなると、汚れた時のクリーニングです。

水に浸すことは出来ないので、現実的には濡れタオルやウェットティッシュで拭き取るといった対応を取ることになります。拭き取れば大抵の汚れは落ちるので、水洗い不可でも問題は無いでしょう。

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