広告

アイスリングの持続時間は比較しても意味無し!| クールネックリングの選び方

酷暑が深刻化する昨今、使う人が急増しているアイスリング(クールネックリング)を買うにあたって気になるのが「持続時間」ですが、実は比較しても意味が無いと言えます。そう言える理由を解説した上で、おすすめのクールネックリングを紹介します。

関連記事:クールリングの比較

アイスリングの持続時間の比較に意味が無い理由

中に入っている素材は同じ

アイスリングは基本的に、どの商品もPCMという素材が中に充填されています。わずかな差はあるにせよ、中身は基本的に同じものと理解して大丈夫です。

なので「多少の」差はあれど、PCMを使ったアイスリング間で比較しても持続時間に大きな差が生まれることはありません。パッケージを見るとそこに表記されている持続時間には差がありますが、それは各社の測定基準の違いに過ぎないと言えます。

持続時間が長いものがあるとすれば、冷たさで劣る

中のPCMが同じでも、持続時間を伸ばす方法はあります。表面の素材の保温性を高めることです。

保温性が高い素材で覆うことで、外気温や体温による影響を受けづらくなり、中のPCMが溶けづらくなります。そうすれば持続時間は長くなります。

ですが保温性を高めると、皮膚から奪う熱量もそれと比例して少なくなり、それは冷たさを感じづらくなることに直結します。保温性を究極的に高めることで、持続時間は無限に伸ばすことが出来ますが、そのようなアイスリングを使っても全く冷たくありません。

比較すべき点は「凍結温度」だけ

アイスリングの持続時間を気にするのであれば、パッケージ等に記載されている「凍結温度」を見比べてください。凍結温度による差が、持続時間を大きく左右します。目安は以下のとおり。

凍結温度持続時間
21度30分~1時間
28度1~2時間

稀に18度凍結タイプもありますが、アイスリングは21度で凍結するものと、28度で凍結するものが一般的です(28度がより一般的)

21度凍結タイプの方がより冷たさを強く感じることが出来る反面、持続時間は28度凍結タイプの半分程度にとどまります。ちょっとした外出程度であれば21度タイプでも間に合いますが、基本的には28度凍結タイプがおすすめですし市販されているものも28度凍結タイプが主流です。28度凍結タイプはエアコンが適度に効いた室温でも凍結するため、凍結の手間が少ない(部屋に置いておくだけで凍る)というメリットもあります。

以下の記事で各社製品を比較しているので、こちらを参考にしてください。

関連記事:クールリングの比較

おすすめのクールリング

28度タイプ

コジットのクールリング「COOLOOP」がおすすめです。日経トレンディのヒット商品ランキングで2022年総合3位を獲得しています。大阪に本社を置く生活雑貨を取り扱う会社の製品

サイズ展開はMとLの二種類で、カラー展開が豊富なのが特徴です。標準的以上の体型の男性にはLサイズがおすすめ。

18度タイプ

SUOのSUO RINGがおすすめです。SUOはクールリングとしてはメジャーなブランドです。オーガニックのCOSMOS認証を取得した植物由来の抽出物で作られたクールリングです。

くすみカラーの落ち着いたデザインが特徴です。