広告

クールリングを仕事中に使うのはOK?オフィスや接客業での活用方法

夏になると、オフィスや店舗でも「暑さ対策」が欠かせなくなってきます。空調の効いた室内にいても、マスク着用や動きの多い業務では体に熱がこもりやすく、油断すると熱中症のリスクも。

そんな中、注目されているのが首元を冷やす「クールリング」。冷凍庫で凍らせて再利用できる手軽なアイテムですが、「これって仕事中に使っても大丈夫?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、オフィスワークや接客業など、さまざまな職場でクールリングを取り入れる際のポイントや、実際の活用事例をご紹介します。

熱中症対策は優先すべき「安全管理」

まず前提として、熱中症対策はマナーよりも優先されるべき健康管理の一環です。とくに近年は猛暑日が続き、室内でも熱中症になるケースが少なくありません。

業種や職場の文化によっては、「首に何か巻くのは見た目が…」という声もあるかもしれませんが、体調を崩してしまっては元も子もありません。クールリングの着用は決してマナー違反ではないという点を押さえておきましょう。労働者の「命」にかかわる問題です。

職場に確認するのが第一歩。NGなら“法的根拠”で交渉を

それでも「制服との兼ね合いがある」「接客中は控えてほしい」といったルールがある職場もあるでしょう。その場合は、上司や総務部に相談することが大切です。

もし使用を拒否された場合には、「労働安全衛生規則」に目を向けてみてください。厚生労働省はこの規則に基づき、熱中症予防措置を義務化しており、特に暑熱環境下では冷却用具の使用や服装の工夫を推奨しています。

法令に触れない範囲で、従業員の安全を守るための合理的な配慮として、クールリングの使用を提案することは十分に説得力のある対応といえます。

警視庁でも使用されているケースも

一例として、私が2025年7月に目撃した事例として東京のロシア大使館の正面を警備する警視庁の警察官がクールリングを着用していました。厳格な服装規定がある現場でも、熱中症リスクを減らすためにクールリングの着用が許可されているようです。なお、何人もの警察官がロシア大使館周辺の炎天下で警備にあたっていましたが、クールリングを使用していたのは1人だけのようだったので、私物とみられます。他にもサングラスを着用している警察官も少数みられ、熱中症が警察という固い職場でも進んでいることが見て取れました。

このような実例を提示すれば、職場でも理解が得られやすくなるかもしれません。

長時間の業務では「複数本+保冷バッグ」が有効

クールリングは基本的に28℃前後で溶けてしまう素材を使用しており、冷たさの持続時間は1〜2時間が限界です。屋外業務や長時間勤務の場合、1本では足りないのが現実です。

そのため、2本以上を交互に使う運用が現実的。使用していない方は保冷剤と一緒にクーラーバッグへ入れて保管し、定期的に交換することで冷却効果を維持できます。

とくに警備、イベント設営、交通整理など、直射日光を避けられない職種では、この方法が広く使われています。

見た目が気になるなら「着るクーラー」という選択肢も

「首元にリングをしていると目立つ」「制服に合わない」という理由でクールリングを敬遠している方には、**ウェアラブルクーラー(着るクーラー)**の導入もおすすめです。

ソニーが展開している「REON POCKET(レオンポケット)」は、専用のネックバンドで首元に取り付ける冷却デバイスで、外からはほとんど目立ちません。レオンポケット4の場合、最強モードでも4時間程度連続で使えます。モバイルバッテリーを持ち歩いて休憩時間などに充電すれば丸一日使えるでしょう。

価格はクールリングに比べて高めですが、「体調管理のための必要経費」と考えれば十分に価値のある投資かもしれません。

関連記事:着るクーラーの一覧比較表

↑ソニーのレオンポケットを首元に着用したようす

まとめ

クールリングの使用は、マナーや見た目以上に“安全のため”という意味合いが強いアイテムです。職場の環境に応じて、工夫しながら取り入れていくことが重要です。

・まずは職場に確認
・NGでも労働安全衛生規則を根拠に交渉
・長時間勤務には2本以上+保冷バッグ
・見た目が気になる人はレオンポケットを検討

気温の高い日が続く今、少しの対策で体の負担を軽減できます。無理せず、賢く、涼しく働ける環境をつくっていきましょう。

クールリングより長時間涼しい「着るクーラー」を体感しよう!

真夏は30分ももたないクールリング。長時間の屋外活動には使いづらいのが最大の欠点です。そこでおすすめなのが電気の力で首元を冷却する「着るクーラー」

小型冷蔵庫にも使われるペルチェ素子という仕組みを利用して、首元を冷却する装置です。バッテリーで実測4時間程度使うことが出来ます。モバイルバッテリーで充電あるいは給電すれば1日中使うことができます。

ゲオあれこれレンタル」なら、ソニーの着るクーラーを14日間2,770円~で気軽に試せます。使ってみて気に入れば、追加費用を支払うとそのまま購入することも可能です(一部商品)

今年の夏は、着るクーラーの涼しさを「体感」してみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です