ハンディファンと扇子、涼しいのはどちらか。結論は以下の通りです。
ハンディファンVS扇子
ハンディファンの方が明らかに涼しい
明らかにハンディファンの方が涼しいです。
小型のハンディファンで、風を弱くした場合は扇子と比べて風が弱く、風が当たる面積も小さいですがミニサイズでないハンディファンであれば風の強さも風が当たる面積もハンディファンの方が勝ります。
風がより多く体に当たるため、その分ハンディファンの方が涼しいと結論づけることが出来ます。
扇子で仰ぎ続けるのは難しい
もうひとつ問題点として、扇子で長時間にわたって仰ぎ続けるのは難しいという問題があります。せいぜい2~3分程度、頑張っても10分程度が限界ではないでしょうか。
ハンディファンの場合、髪が乱れるほど強い風量で使っても30分程度使えるものが一般的ですし、静かな風量に設定すれば10時間以上使えるものが多いです。扇子で10時間仰ぎ続けるのは不可能に近いでしょう。
扇子は日除けとして使うのがおすすめ
ハンディファンに出来なくて、扇子に出来ること。それは「日除け」としての活用です。
扇子は広げて頭の上にかざすと、ちょっとした日除けになります。ハンディファンにはそれが出来ません。直射日光がサンサンと降り注ぐ環境では、扇子によって出来るわずかな日陰でも暑さ感を大きく左右します。片手でハンディファンを持ち、もう片手で扇子で日陰を作るのがおすすめです。
もっと涼しくなりたいなら
扇子やハンディファンより、もっと涼しくなれる暑さ対策グッズを紹介します。
着るクーラー
首元に装着すると、電気の力で約20度まで冷える冷却プレートが皮膚の温度を奪うことで涼しさを感じることが出来るデバイスです。写真のソニー・レオンポケット4は冷却だけでなく加温にも対応しており、冬も使うことができます。
機種によって大きく異なりますが、内蔵バッテリーで数時間~8時間程度使うことが出来ます。装着すると意外と外からも目立たない点もGoodです(目立つ機種もある)
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クールリング
約28度以下で凍結するPCMという素材が入ったリングです。首に巻いて使います。28度を超えると徐々に溶け始めて、中のPCMが液体になります。
28度という温度でも、炎天下ではしっかりと涼しさを感じることができます。炎天下では1時間前後で溶けますが、意外と涼しいです。
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