着るクーラーは運転中も使えるのか、実際に4機種を持っている私が解説します。
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車の運転に支障は無い
支障は無かった
結論から言えば、多くの着るクーラーは着用しても車の運転に問題ありません。普通乗用車で実際に試してみましたが、何の支障も違和感も無く、安全運転の妨げにもならないという感想です。普通乗用車でそのような状況なので、トラックや建設機械、あるいは農機具の操作にも支障は無いでしょう。
自動車であれば多くの場合、エアコンが付いているため運転中に着るクーラーを装着することは少ないかもしれませんが、エアコンが付いていない建機や農機具の運転にかなり重宝すると思います。
シートの背もたれと干渉するケースもありそう
ただし、着るクーラーの機種や車のシートの形状、座り方や体格によっては着るクーラーが背中の辺りで違和感の原因となるケースも考えられます。
多くの着るクーラーは首元のバンドで背中の首下付近に当てて使います。場合によっては、背もたれと背中の間に着るクーラーが挟まれることで、干渉することもあるでしょう。
実際、私が普段パソコン仕事をしている際に使用しているヘッドレストが付いたオフィスチェアでは、着るクーラーを装着したまま座ると干渉してしまいます。
背中ではなく首に直接触れるサンコーのネッククーラーSLIMであれば背もたれと干渉することは少ないと思います。
運転中の操作は危険 スマホから操作する機種もある
例えばソニーのレオンポケットシリーズの場合、オンオフや温度調節などの一連の操作はすべてスマホで行います。したがって、運転中に温度設定を変えることが出来ない点には注意が必要です。
レオンポケットシリーズ以外の多くの着るクーラーについては、本体に付いているボタンによる操作で、ボタンも一つしか付いていないケースが多いため運転中でもよそ見をせずに片手で操作が可能(※背中に手を伸ばす必要がある機種もある)ですが、安全に十分注意した上で操作するようにしてください。