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金属アレルギーがある人は着るクーラーを使えないのか?解決策も!

金属アレルギーをお持ちの方は、着るクーラーを使うことが出来るのか、解説します。

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金属プレートを肌に直接触れさせる必要がある

着るクーラーを使用するにあたって、冷却・加温ともに金属製のプレートを肌に直接触れさせる必要があります。金属製のプレートが約20度まで冷却、もしくは約40度まで発熱し、その金属プレートを直接肌に触れさせることで冷たさ・暖かさを感じることが出来ます。

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金属プレートとはどんなもの?

機種によって異なる場合がありますが、着るクーラーの金属プレートについて解説します。

金属プレートの大きさ

金属プレートはソニーのレオンポケットシリーズの場合、概ね5cm四方くらいの大きさです。5cm四方程度の大きさの金属プレートを背中の首下付近に当てることで温度を感じることが出来ます。

機種によっては背中ではなく首の辺りに当てるものもあります。

金属プレートの材質はステンレス

多くの着るクーラーの金属プレートはステンレス製です。

例えばソニーのレオンポケット4の場合、SUS316Lという規格のステンレスが使われています。材料の分析表を見ると、ニッケルとクロムが主原料となっており、他にモリブデンやマンガン、ケイ素などを含んでいます。

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金属アレルギーが出づらいステンレスを採用(レオンポケット4)

このソニーのレオンポケット4で採用されているSUS316Lというステンレスは、サージカルステンレスと呼ばれており、その名の通り医療機器などでも採用される素材です。ステンレスの中でも特に錆びづらく、そして金属イオンが出づらいため金属アレルギーの症状が出づらいとされています。

このように、機種によっては金属アレルギーが出づらいステンレスを採用している例もありますが、採用している金属の種類を公式サイトなどで公表していない着るクーラーも多いです。金属アレルギーが気になる方は、材質名を公表しているソニーのレオンポケット2・3・4をおすすめします。

なお、金属アレルギーが「出づらい」のであって、全ての方に金属アレルギーが絶対に出ないというわけではありません。過去にステンレス製のアクセサリーや腕時計などで金属アレルギーが出た経験がある方は、着るクーラーの使い始めは特に経過に注意しながらお使いください。SUS316Lは腕時計やアクセサリーでもよく使用されています。

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シリコンコーティングシートという「解決策」も

ソニーのレオンポケットシリーズには、ソニーの純正のシリコンコーティングシートというオプションがあります。このシートを金属プレート部分に貼ることで、肌と金属が直接触れること無く冷却・加温が可能となります。

金属アレルギーをお持ちの方にはシリコンコーティングシートの使用をおすすめします。